歯がボロボロで噛めない方へ|保険治療と入れ歯で噛み合わせを改善した症例

「虫歯がたくさんあって、どこから治療すればいいか分からない」

「奥歯がなくなって、食事がうまく噛めない」

「入れ歯を作りたいけれど、歯医者に行くのが不安」

「悪くなるまで放置してしまい、歯医者で怒られそうで怖い……」

このようなお悩みを抱えている方は少なくありません。

今回ご紹介する患者さんも、虫歯が多い、奥歯がなくて噛めない、入れ歯が欲しいなど、複数のお悩みを抱えて当院へ来院されました。

以前受診した歯科医院で注意された経験もあり、歯科医院へ行くこと自体にも不安を感じておられました。

今回の症例では、患者さんとご相談のうえ、保険診療を中心に約5か月かけてお口全体を治療し、奥歯で噛める状態を目指しました。

「歯がボロボロになってしまったけれど、保険治療でどこまで治せるのだろう?」

と悩んでいる方にも、ぜひ見ていただきたい症例です。

目次

初診時|奥歯がなく、噛み合わせが深くなった状態

初診時には、一つの歯だけではなく、お口全体に複数の問題が確認されました。

特に大きな問題は、奥歯を失ったことで十分に噛めなくなっていたことです。

奥歯による噛み合わせの支持が少なくなり、噛み込みが深くなっていました。

そのほかにも、

  • 多数の虫歯
  • 保存が難しい残根
  • 奥歯の欠損
  • 古いブリッジ内部の虫歯
  • 親知らず
  • 噛み合わせの問題

などが確認されました。

このようなケースでは、痛い歯だけを一本ずつ治療するのではなく、最終的にどのような状態で噛めるようにするのかを考えて、お口全体の治療計画を立てることが重要です。

治療前のお口の状態

正面

奥歯による噛み合わせの支持が少なくなり、噛み込みが非常に深くなっていました。

正面から見ると下の前歯がほとんど見えない状態です。

下の前歯が上顎の歯ぐきに接触する部分もあり、まずは奥歯で噛める状態をつくり、噛み合わせを改善する必要がありました。

右側

右下の奥歯が失われていました。

奥歯がないため、このままでは食べ物を十分に噛むことが難しくなります。

また、残っている歯だけで噛もうとすることで、一部の歯へ負担が集中する可能性もあります。∀;)

左側

一見すると歯が残っているように見えますが、下顎にはブリッジが装着されており、レントゲン検査などから内部に虫歯が確認されました。

ブリッジは欠損した歯を補うための有効な治療方法の一つですが、支えとなる歯の状態や清掃状況によっては、虫歯や歯周病などの問題が生じることがあります。

今回はブリッジを撤去し、残っている歯の状態を確認したうえで治療を進めました。

上面

虫歯が進行して歯の頭の部分が大きく失われ、根だけが残った「残根」の状態になっている歯も確認されました。

残根であっても状態によって治療方法は異なります。

レントゲン検査や口腔内診査を行い、保存できる歯と抜歯が必要な歯を判断していきます。

下面

下顎には親知らずが残っていました。

親知らずは、すべて抜歯する必要があるわけではありません。

しかし、虫歯や歯周病の原因になっている場合や、清掃が難しく周囲の歯へ悪影響を及ぼす可能性がある場合などには、状態を確認したうえで抜歯を検討します。

今回の治療計画|まず「奥歯で噛める状態」を取り戻す

今回の症例で特に重視したのは、単に虫歯を治すことではありません。

失われている奥歯を補い、もう一度しっかり噛める状態をつくることです。

患者さんと治療方法をご相談し、今回は保険診療を中心に治療することになりました。

大きく分けて、

  1. 保存できない歯や問題のある歯を整理する
  2. 虫歯を治療する
  3. 問題のある古いブリッジを撤去する
  4. 残っている歯を治療する
  5. 欠損している奥歯を部分入れ歯で補う
  6. 入れ歯を使って奥歯の噛み合わせを回復する

という流れで治療を進めました。

約5か月の保険治療でお口全体を改善

今回の一連の治療には、約5か月かかりました。

治療途中には奥歯で十分に噛めない期間もあり、患者さんにはご不便をおかけしました。

しかし、一つずつ必要な治療を進め、最終的に部分入れ歯を装着して奥歯の噛み合わせをつくりました。

治療後|入れ歯で奥歯の噛み合わせを回復

正面

奥歯に部分入れ歯を装着し、噛み合わせの高さを調整しました。

治療前はほとんど見えていなかった下の前歯も見えるようになっています。

今回使用したのは保険適用の部分入れ歯です。

保険の部分入れ歯では、残っている歯に固定するための金属製のクラスプ(バネ)が見える場合があります。

見た目をより重視される場合には、適応を確認したうえで自由診療の入れ歯などを検討することもできます。

右側

右下の失われていた奥歯を部分入れ歯で補いました。

これによって、右側でも奥歯を使って噛める状態を目指しました。

上顎の銀歯については、今回治療が必要ないと判断した部分はそのまま使用しています。

すべての歯を新しくするのではなく、必要な部分を見極めながら治療することも大切です。

左側

問題が生じていた下顎のブリッジを撤去し、欠損部分を部分入れ歯で補いました。

上面

失われている歯の範囲や残っている歯の状態を考慮し、必要な部分を補う入れ歯を製作しました。

入れ歯は完成して終わりではありません。

実際に食事で使用していただきながら、痛みや噛み合わせなどを確認し、必要に応じて調整していきます。

下面

治療が必要だった歯については、保険適用のCAD/CAM冠などを用いて治療しました。

治療前と比較すると、お口の中の環境も大きく変化しています。

今回の治療は約5ヶ月かかりました。

治療途中で全く噛めなくてご不便をおかけしましたが、無事に治療を終えることが出来ました。

同じような状況でお困りの方はびわ湖大津デンタルクリニックにお越しください。

お待ちしています。

保険治療でも、お口全体を考えた治療はできます

「歯がボロボロだから、全部自費治療にしないと治らないのでは?」

と心配される方もいらっしゃいます。

しかし、今回のように保険診療を中心として、お口全体の治療計画を立てることができるケースもあります。

もちろん、保険診療と自由診療では使用できる材料や治療方法、審美性などに違いがあります。

大切なのは「保険だから」「自費だから」と決めるのではなく、現在のお口の状態、ご希望、治療方法のメリット・デメリットなどを確認して、ご自身に合った方法を選択することです。

「歯がボロボロで歯医者に行くのが怖い」という方へ

今回の患者さんは、以前受診した歯科医院で注意された経験もあり、不安を抱えて来院されました。

歯が悪くなっていることをご自身で分かっているからこそ、

「怒られるのではないか」

「こんな状態を見せるのが恥ずかしい」

と考えて、さらに受診しづらくなってしまう方もいらっしゃいます。

しかし、私たちが確認したいのは、これまで治療できなかった理由を責めることではなく、これからどうすれば噛める状態を取り戻せるのかということです。

虫歯がたくさんあっても、歯が何本か失われていても、まずは現在のお口の状態を確認するところから治療は始まります。

歯科治療そのものが怖い方には静脈内鎮静法という選択肢も

「治療したいけれど、歯医者そのものが怖い」

「抜歯が怖くて治療に踏み出せない」

「嘔吐反射が強くて歯科治療を受けられない」

という方もいらっしゃいます。

当院では、歯科治療に対する恐怖心が強い方などに対して、適応を確認したうえで静脈内鎮静法を併用した歯科治療も行っています。

→ 歯医者が怖い方へ|静脈内鎮静法について詳しくはこちら

大津市で「歯がボロボロ」「奥歯がなくて噛めない」とお悩みの方へ

びわ湖大津デンタルクリニックでは、

「虫歯がたくさんある」

「奥歯がなくて噛めない」

「入れ歯を作りたい」

「歯を長期間放置してしまった」

「どこから治療すればいいか分からない」

という方のお口全体を診査し、治療方法をご提案しています。

歯が悪くなってしまったことを気にして、受診をためらう必要はありません。

まずは現在のお口の状態を確認して、残せる歯・治療が必要な歯・失われている歯を一つずつ整理するところから始めましょう。

よくあるご質問

歯がボロボロでも保険で治療できますか?

お口の状態や必要な治療によりますが、保険診療で対応できる治療も多数あります。今回の症例では、患者さんとご相談のうえ、保険診療を中心に治療しました。

奥歯が全部なくても入れ歯を作れますか?

残っている歯や顎の状態などによって治療方法は異なりますが、部分入れ歯などで失われた奥歯を補える場合があります。

ブリッジと入れ歯はどちらがいいですか?

一概にどちらが優れているとはいえません。欠損している歯の本数や位置、残っている歯の状態、清掃性、ご希望などを考慮して治療方法を選択します。

入れ歯を入れればすぐに何でも噛めますか?

新しい入れ歯には慣れる期間が必要なことがあります。装着後も噛み合わせや痛みなどを確認しながら調整していきます。

治療期間はどれくらいですか?

必要な治療内容によって異なります。今回の症例では一連の治療に約5か月かかりました。

長期間歯医者に行っていなくても大丈夫ですか?

長期間受診されていない方もご相談ください。現在のお口の状態を診査し、必要な治療と優先順位をご説明します。

まずはお口の状態を確認するところから

「歯がボロボロだから、もう手遅れかもしれない」

と考えて受診を先延ばしにするより、まずは現在の状態を確認することが大切です。

今回の症例のように複数の問題がある場合でも、一つずつ整理することで治療計画を立てることができます。

びわ湖大津デンタルクリニックでは、見た目だけでなく「もう一度奥歯で噛める状態をつくること」も重視して、お口全体の治療を考えています。

歯や入れ歯についてお困りの方はご相談ください。

他にも多くの患者様がボロボロから復活しています

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このようなボロボロでも勇気を出して『びわ湖大津デンタルクリニック』にお任せください👍

最短で最高の状態に仕上げますので、歯でお困りの方は今すぐお問い合わせください。

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