#036 歯みがきって、食べたらすぐした方がええの?
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【4コマ解説】
食後すぐに歯磨きしても大丈夫?
「食後すぐに歯磨きをすると、歯が傷つくから30分待った方がいい」と聞いたことがある方もいると思います。
しかし、通常の食事のあとであれば、食後すぐに歯磨きをしても基本的には問題ありません。
食後は歯の表面や歯と歯の間に食べかすやプラーク(歯垢)が残るため、できるだけ早めに取り除くことが虫歯や歯周病の予防につながります。
一方で、炭酸飲料や柑橘類など酸性の強い飲食物をとった直後や、嘔吐・胃酸の逆流などで歯が強い酸にさらされた直後は注意が必要です。
このような場合には、すぐに強く磨くのではなく、まず水で口をすすぎ、少し時間をあけてからやさしく歯磨きする方がよいことがあります。
つまり、
普通の食事のあと → 早めに歯磨きしてOK
強い酸にさらされたあと → すぐ強く磨かず注意
と考えると分かりやすいです。
大切なのは「必ず30分待つ」と決めることではなく、食事の内容に合わせて歯磨きのタイミングを考えることです。
なぜ「食後30分待つ」と言われることがあるの?
「食後は30分待ってから歯磨きした方がいい」と言われる理由は、酸によって一時的に歯の表面がやわらかくなることがあるためです。
特に、炭酸飲料や柑橘類、スポーツドリンクなど酸性の強い飲食物をとった直後は、歯の表面のエナメル質が酸の影響を受けています。
また、嘔吐や胃酸の逆流があった場合も、歯が強い酸にさらされることがあります。
このような直後に強い力でゴシゴシ磨くと、歯の表面に負担をかける可能性があります。
そのため、酸性の強い飲食物をとったあとなどは、まず水で口をすすぎ、少し時間をあけてからやさしく磨くという考え方があります。
一方で、普通の食事のあとまで毎回必ず30分待つ必要があるわけではありません。
「食後30分」という数字だけを覚えるのではなく、酸性の強いものをとったかどうかで考えることが大切です。
歯磨きは1日何回するのがいい?
歯磨きは、できれば毎食後を目標に行うのがおすすめです。
朝食後・昼食後・夕食後の1日3回磨ければ、食後に残ったプラーク(歯垢)や食べかすをこまめに取り除くことができます。
ただし、学校や仕事などで昼食後の歯磨きが難しい方もいると思います。
その場合でも、少なくとも朝と夜の1日2回は丁寧に磨くことを意識しましょう。
特に重要なのが、寝る前の歯磨きです。
睡眠中は唾液の分泌量が少なくなり、口の中を洗い流す働きが弱くなるため、就寝前にできるだけプラークを取り除いておくことが大切です。
また、虫歯予防のためには、フッ化物配合歯磨き剤を使用して磨くこともおすすめです。
つまり、
毎食後の歯磨きを目標にしながら、特に寝る前は時間をかけて丁寧に磨く
という習慣をつけるとよいでしょう。
寝る前の歯磨きが特に大切なのはなぜ?
寝ている間は、起きているときに比べて唾液の分泌量が少なくなります。
唾液には、口の中の汚れを洗い流したり、酸を中和したり、歯の再石灰化を助けたりする働きがあります。
そのため、睡眠中はこうした唾液の働きが弱まり、虫歯や歯周病の原因となるプラーク(歯垢)の影響を受けやすい環境になります。
だからこそ、寝る前にはその日の汚れをできるだけ残さないよう、時間をかけて丁寧に歯磨きをすることが大切です。
また、歯ブラシだけでは歯と歯の間に汚れが残りやすいため、デンタルフロスや歯間ブラシも併用するとより効果的です。
就寝前はフッ化物配合歯磨き剤を使い、磨いたあとのうがいを少量の水で済ませることで、フッ化物を口の中に残しやすくなります。
つまり、毎食後の歯磨きも大切ですが、1日の中でも特に寝る前の歯磨きは丁寧に行うことを意識しましょう。
歯磨きのタイミングで迷っている方へ
歯磨きのタイミングについては、「食後すぐがいい」「30分待った方がいい」など、さまざまな情報があります。
ただし、通常の食事のあとであれば、食後に早めに歯磨きをして問題ありません。
一方で、炭酸飲料や柑橘類など酸性の強い飲食物をとった直後や、嘔吐・胃酸の逆流があった直後は、すぐに強く磨かず、まず口をすすいで少し時間をあけてからやさしく磨く方がよいことがあります。
また、歯磨きは毎食後を目標にしつつ、特に寝る前はフッ化物配合歯磨き剤を使って丁寧に磨くことが大切です。
びわ湖大津デンタルクリニックでは、磨き残しや歯ぐきの状態を確認しながら、その方に合った歯磨きのタイミングや磨き方をご案内しています。
**「いつ磨けばいいのか分からない」「今の磨き方で合っているか不安」**という方は、一度ご相談ください。
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