#021 インプラントってどんな治療ですか?

インプラントとはどんな治療?インプラント治療の仕組みを歯科医師が解説する4コマ漫画
インプラント治療では失った歯の部分に人工歯根を埋め込みその上に人工の歯を装着します
インプラントは顎の骨に人工歯根を固定するため天然歯に近い感覚で噛むことを目指せる治療方法です
インプラントは周囲の健康な歯を大きく削らずに失った歯を補うことができる治療方法です

【4コマ解説】

目次

インプラントとはどんな治療?

インプラント治療とは、虫歯や歯周病、外傷などによって歯を失った部分に、チタンなどでできた人工歯根(インプラント体)を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療方法です。

歯を失った場合の代表的な治療方法には、インプラントのほかに「入れ歯」や「ブリッジ」があります。

インプラントの大きな特徴は、顎の骨に人工歯根を固定して歯を支えることです。そのため、天然歯に近い感覚で噛むことを目指すことができます。

また、ブリッジのように失った歯の両隣を支えとして使用する必要がないため、症例によっては周囲の健康な歯を大きく削らずに歯を補えることも特徴です。

一方で、インプラントを顎の骨に埋め込むための外科手術が必要であり、治療期間や費用、全身状態、顎の骨の状態なども考慮する必要があります。

そのため、「歯を失ったらインプラントが一番」というわけではなく、入れ歯やブリッジも含め、それぞれのメリット・デメリットを比較して治療方法を選ぶことが大切です。

インプラントはどんな構造になっている?

インプラントは一般的に、**「インプラント体(人工歯根)」「アバットメント」「上部構造(人工の歯)」**の3つの部分から構成されています。

インプラント体は、顎の骨の中に埋め込む人工歯根です。主にチタンやチタン合金などが使用され、顎の骨と結合することで人工の歯を支える土台になります。

アバットメントは、顎の骨に埋め込まれたインプラント体と、その上に装着する人工の歯をつなぐ部分です。

そして、口の中に見えている歯の部分が**上部構造(人工の歯)**です。セラミックなどの材料を使用して、周囲の歯との色や形、噛み合わせなどを調整します。

つまり、インプラントは単に「人工の歯を入れる」のではなく、顎の骨に人工歯根をつくり、その上に人工の歯を装着することで、失った歯の機能と見た目を補う治療です。

インプラントと入れ歯・ブリッジの違いは?

歯を失った場合の代表的な治療方法には、インプラント・入れ歯・ブリッジがあります。

それぞれ歯を補う方法ですが、歯を支える仕組みが異なります。

インプラントは、顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。周囲の歯に大きく頼らず、独立して歯を補えることが特徴です。

ブリッジは、失った歯の両隣などを支えとして人工の歯を固定する方法です。固定式である一方、支えとなる歯を削る必要がある場合があります。

入れ歯は、取り外しのできる人工の歯です。外科手術を必要としないことが一般的ですが、装着時の違和感や噛み心地などが気になる場合もあります。

このように、それぞれにメリット・デメリットがあるため、「どの治療が一番優れているか」ではなく、残っている歯や顎の骨、全身状態、希望などを考慮して治療方法を選ぶことが大切です。

インプラント治療のメリット・デメリットは?

インプラント治療には多くのメリットがありますが、すべての方に適した治療というわけではありません。治療を検討する際には、メリットだけでなくデメリットについても理解しておくことが大切です。

主なメリットとしては、

  • 顎の骨に人工歯根を固定するため、安定した噛み心地を目指せる
  • 周囲の健康な歯を大きく削らずに治療できる場合がある
  • 取り外し式の入れ歯と比較して、装着時の違和感が少ない
  • 天然歯に近い見た目を目指すことができる

などがあります。

一方で、デメリットとしては、

  • インプラントを顎の骨に埋め込む外科手術が必要
  • 自由診療のため、治療費が比較的高額になる
  • 治療完了まで一定の期間が必要
  • 顎の骨や全身状態によっては治療が難しい場合がある
  • 治療後も継続的なメンテナンスが必要

などがあります。

インプラント治療を選択する際には、メリット・デメリットの両方を理解したうえで、自分のお口や全身の状態に適しているかを歯科医師と相談することが重要です。

インプラント治療ができない場合もある?

インプラント治療は多くの方に検討できる治療方法ですが、お口や全身の状態によっては、そのままでは治療が難しい場合があります。

例えば、インプラントを支えるための顎の骨が不足している場合には、通常の方法ではインプラントを埋め込むことが難しいことがあります。ただし、骨の状態によっては骨造成などを行うことで治療できるケースもあります。

また、重度の歯周病がある場合には、まず歯周病の治療を行い、お口の中の状態を整えてからインプラント治療を検討することが重要です。

さらに、全身疾患の状態や服用している薬、喫煙習慣などもインプラント治療の可否や治療計画に影響することがあります。

そのため、「自分はインプラントができないかもしれない」と自己判断するのではなく、歯科医院でCT撮影などの検査を行い、顎の骨やお口、全身の状態を総合的に確認することが大切です。

インプラント治療が適しているかどうかは、一人ひとりの状態を診査・診断したうえで判断します。

インプラント治療を検討されている方へ

インプラント治療は、失った歯を補うための選択肢の一つです。

顎の骨に人工歯根を固定するため、しっかり噛める状態を目指せることや、周囲の健康な歯を大きく削らずに治療できる場合があることなどの特徴があります。

一方で、外科手術が必要であり、治療期間や費用、治療後のメンテナンスについても十分に理解したうえで治療を検討することが大切です。

びわ湖大津デンタルクリニックでは、CTなどを用いて顎の骨やお口の状態を確認し、患者さんのご希望も伺いながら治療方法をご提案します。

また、インプラント治療に対する恐怖心や手術への不安が強い方にも配慮し、当院ではインプラント手術を静脈内鎮静法を用いて行っています。

「インプラントが自分に合っているのかわからない」「入れ歯やブリッジとも比較して考えたい」という方も、まずはご相談ください。

「当院のインプラント治療について詳しくはこちら」

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