#013 歯の神経取ったら、歯って弱くなるん?
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【4コマ解説】
神経を取った歯は弱くなる?
「歯の神経を取ると、その歯は弱くなる」と聞いたことがある方も多いかもしれません。
実際に、神経を取る根管治療を受けた歯は、治療をしていない健康な歯と比べて割れたり欠けたりするリスクが高くなることがあります。
ただし、単純に「神経がなくなったから歯が弱くなる」というだけではありません。
神経を取る必要がある歯は、もともと大きな虫歯などによって歯質が失われていることが多く、さらに根管治療を行うために歯を削る必要があります。
その結果、残っている天然の歯質が少なくなることが、歯の強度に大きく影響します。
そのため、神経を取った歯を長く残すには、根管治療をきちんと行うだけでなく、残っている歯質をできるだけ守り、その歯の状態に適した方法で修復することが重要です。
神経を取った歯はなぜ割れやすくなる?
神経を取った歯が割れやすくなる大きな理由のひとつが、残っている天然の歯質が少なくなっていることです。
神経を取る必要がある歯は、すでに大きな虫歯が進行していたり、過去に何度か治療を受けていたりすることがあります。
さらに根管治療では、歯の内部にある根管を治療するための入り口を作る必要があるため、ある程度の歯質を削ります。
その結果、歯を支える構造が少なくなり、噛む力や歯ぎしり・食いしばりなどの力が加わったときに、歯にひびが入ったり、割れたりするリスクが高くなることがあります。
特に、奥歯には大きな噛む力がかかるため、残っている歯質の量や形、噛み合わせなどを考慮して修復方法を選択することが重要です。
つまり、神経を取った歯を守るためには、「神経を取った後に、その歯をどのように修復して噛む力から守るか」まで考えることが大切です。
神経を取った歯には被せ物が必要?
神経を取った歯は、必ずすべてのケースで被せ物が必要になるわけではありません。
被せ物が必要かどうかは、残っている歯質の量や歯の位置、噛み合わせ、治療前の虫歯の大きさなどによって判断します。
特に奥歯は強い噛む力がかかるため、歯質が大きく失われている場合には、残っている歯を保護する目的で被せ物などによる修復を行うことがあります。
一方で、残っている歯質が十分にある場合などは、歯の状態に応じて別の修復方法を選択できることもあります。
大切なのは、「神経を取ったら必ず被せ物」と一律に考えるのではなく、その歯にどれだけ健康な歯質が残っているかを確認して修復方法を選ぶことです。
神経を取った歯を長く使うためには、根管治療だけでなく、その後の修復方法まで含めて考える必要があります。
神経を取った歯を長く残すためには?
神経を取った歯を長く使うためには、根管治療が終わった後の管理も非常に重要です。
特に大切なのは、次のようなポイントです。
- 適切な方法で歯を修復する
残っている歯質や噛み合わせに合わせて、詰め物や被せ物など適切な修復方法を選択します。 - 虫歯の再発を防ぐ
被せ物や詰め物と歯の境目から二次虫歯ができると、さらに天然の歯質を失う原因になります。 - 歯ぎしり・食いしばりにも注意する
強い力が繰り返しかかると、歯にひびが入ったり、破折したりする原因になることがあります。 - 定期的に歯科医院でチェックする
神経を取った歯は、虫歯が進行しても痛みを感じにくいことがあります。症状がなくても定期的に状態を確認することが大切です。
神経を取ったからといって、必ずその歯が短期間でダメになるわけではありません。
残っている歯質を守り、適切な修復とメインテナンスを行うことが、神経を取った歯を長く残すためのポイントです。
神経を取った歯が心配な方へ
神経を取った歯は、虫歯や治療によって天然の歯質が少なくなっていることが多いため、治療後もその歯をどのように守っていくかが重要です。
適切な根管治療と修復を行い、その後も虫歯の再発や歯の破折が起きていないかを定期的に確認することで、長く使える可能性を高めることができます。
びわ湖大津デンタルクリニックでは、根管治療を行うだけでなく、残っている天然の歯質や噛み合わせなどを確認し、できるだけその歯を長く残すことを考えた治療をご提案しています。
「神経を取った歯はどれくらいもつ?」「昔治療した歯が割れないか心配」「神経を取った歯に違和感がある」という方は、一度歯の状態を確認してもらいましょう。




