#012 歯の神経って、なんで取らなあかんの?

虫歯を削ったら歯は弱くなる?歯を削る治療について歯科医師が解説する4コマ漫画
虫歯治療で歯を削ると天然の歯質が失われ元の状態に戻すことはできません
虫歯治療を繰り返して歯を削る量が増えると残っている歯質が少なくなり歯が弱くなることがあります
虫歯を早期発見して治療範囲を小さくすることが天然の歯を長く残すために大切です

【4コマ解説】

目次

虫歯を削ると歯は弱くなる?

虫歯治療では、虫歯になった部分を取り除くために歯を削ることがあります。

しかし、削った天然の歯質は、治療が終わっても元に戻ることはありません。

もちろん、虫歯が進行している場合には、感染した部分を取り除いて歯を守るために必要な治療です。大切なのは、必要な治療を行いながら、できるだけ健康な歯質を残すことです。

特に、一度治療した歯に再び虫歯ができて治療を繰り返すと、そのたびに歯を削る範囲が大きくなり、残っている天然の歯質が少なくなることがあります。

その結果、歯の強度が低下し、将来的に大きな詰め物や被せ物、神経の治療などが必要になる場合もあります。

だからこそ、虫歯を早期に発見して治療範囲をできるだけ小さくすること、そして治療した歯を再び虫歯にしないことが、自分の歯を長く残すために重要です。

虫歯治療を繰り返すとどうなる?

一度治療した歯でも、詰め物や被せ物と歯の境目などから再び虫歯になることがあります。これを**二次う蝕(二次虫歯)**と呼びます。

二次虫歯ができると、古い詰め物や被せ物を外し、新しく虫歯になった部分を取り除いて再治療する必要があります。

このような治療を繰り返すと、

  • 残っている天然の歯質が少なくなる
  • 詰め物から被せ物へと治療範囲が大きくなる
  • 虫歯が神経まで達すると根管治療が必要になる
  • 歯の強度が低下し、破折するリスクが高くなることがある

など、少しずつ治療が大きくなっていく場合があります。

そのため、「虫歯になったら治せばいい」ではなく、一度治療した歯を再び虫歯にしないことが非常に重要です。

できるだけ自分の歯を長く残すためには、最初の治療だけでなく、治療後のメインテナンスまで含めて考えることが大切です。

できるだけ歯を削らないためには?

できるだけ歯を削らず、天然の歯を長く残すためには、虫歯を早い段階で発見することが大切です。

ごく初期の虫歯であれば、状態によってはすぐに削らず、フッ素の活用や歯磨き・食生活の改善を行いながら経過観察できる場合があります。

また、一度治療した歯を再び虫歯にしないことも重要です。そのためには、

  • フッ素入り歯磨き剤を適切に使用する
  • フロスや歯間ブラシを活用する
  • 間食や糖分を摂る回数を見直す
  • 定期的に歯科医院でチェックを受ける

といった予防を継続することが大切です。

そして、治療が必要になった場合でも、虫歯の部分を適切に取り除きながら、健康な歯質をできるだけ残すことが、その歯を長く使っていくための重要なポイントになります。

虫歯は早期発見が大切

虫歯は、進行するほど治療で削る範囲が大きくなる傾向があります。

初期の段階ではほとんど症状がないことも多く、「痛くないから虫歯はない」とは限りません。

定期的に歯科検診を受けることで、自分では気づきにくい小さな虫歯や、以前治療した歯の二次虫歯を早い段階で発見できる可能性があります。

早期に発見できれば、状態によっては削らずに経過観察できたり、治療が必要な場合でも削る範囲を小さくできたりすることがあります。

天然の歯をできるだけ長く残すためには、「痛くなってから歯医者へ行く」のではなく、症状がない段階から定期的にお口の状態を確認することが大切です。

自分の歯をできるだけ長く残したい方へ

虫歯治療は、悪くなった部分を取り除いて歯を守るために必要な治療です。しかし、治療で削った天然の歯質を元に戻すことはできません。

だからこそ大切なのは、必要な治療はきちんと行いながら、健康な歯質をできるだけ残すことです。

また、治療が終わった後も、二次虫歯を防ぐためのセルフケアや定期的なメインテナンスを続けることで、再治療のリスクを減らすことにつながります。

びわ湖大津デンタルクリニックでは、虫歯の進行度や歯の状態を確認し、できるだけ天然の歯を残すことを考えながら治療方法をご提案しています。

「できるだけ歯を削りたくない」「治療した歯を長く使いたい」という方は、お気軽にご相談ください。

お友達にご紹介お願いいたします。
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次