#014 銀歯の下って、また虫歯になるん?

銀歯の下はまた虫歯になる?詰め物の下にできる二次虫歯を歯科医師が解説する4コマ漫画
銀歯や詰め物と歯の境目から細菌が入り込み詰め物の下に二次虫歯ができることがあります
銀歯の下にできた二次虫歯は外から見えにくく気づかないうちに進行することがあります
銀歯や詰め物の下の二次虫歯を防ぐためには毎日のセルフケアと定期的な歯科検診が大切です

【4コマ解説】

目次

銀歯の下はまた虫歯になる?

「一度虫歯を治療して銀歯を入れたから、もうその歯は虫歯にならない」と思われる方もいるかもしれません。

しかし、一度治療した歯でも、再び虫歯になることがあります。

銀歯や詰め物・被せ物と天然の歯との境目にプラーク(歯垢)がたまり、そこから虫歯が発生することがあります。このように、以前治療した歯に再びできる虫歯を**二次虫歯(二次う蝕)**といいます。

二次虫歯で注意したいのは、銀歯や詰め物の下で進行すると、外から見ただけでは分かりにくい場合があることです。

気づかないうちに虫歯が深く進行すると、再治療でさらに歯を削る必要が生じたり、場合によっては神経の治療が必要になったりすることもあります。

そのため、銀歯を入れた後も、毎日のセルフケアと定期的な歯科検診を続けることが大切です。

銀歯の下に二次虫歯ができる原因は?

銀歯の下に二次虫歯ができる原因はいくつかあります。

  • 銀歯と歯の境目にプラークがたまる
    詰め物や被せ物と天然の歯との境目は、形によっては汚れが残りやすく、虫歯の原因になることがあります。
  • 長期間の使用によって状態が変化する
    銀歯そのものだけでなく、接着に使用した材料や周囲の歯の状態なども時間とともに変化することがあります。
  • 歯磨きが難しい場所に虫歯ができる
    歯と歯の間などは歯ブラシだけでは清掃しにくく、銀歯との境目から虫歯が進行することがあります。
  • 食生活や虫歯になりやすさも関係する
    間食や糖分を摂る頻度、唾液の状態など、患者さん自身の虫歯リスクも二次虫歯の発生に関係します。

大切なのは、「銀歯だから必ず虫歯になる」というわけではないということです。

銀歯に限らず、セラミックなど他の修復物でも、天然の歯が残っている以上、二次虫歯が起こる可能性はあります。

そのため、修復材料だけでなく、治療後のセルフケアや定期的なメインテナンスも重要です。

銀歯の下の虫歯はどうやって見つける?

銀歯の下にできた二次虫歯は、外から見ただけでは分かりにくいことがあります。

銀歯が歯を覆っているため、その内部で虫歯が進行していても、見た目には大きな変化がない場合があるからです。

歯科医院では、銀歯と歯の境目の状態や虫歯の兆候を確認し、必要に応じてレントゲン撮影などを行って診断します。

また、

  • 銀歯の周囲がしみる
  • 噛んだときに違和感がある
  • 銀歯の周囲に食べ物が詰まりやすくなった
  • フロスが引っかかる、切れる
  • 銀歯が浮いたり動いたりする感じがある

といった変化がみられる場合は、銀歯や周囲の歯に問題が起きている可能性があります。

ただし、二次虫歯があっても症状が出ないことがあります。 痛みがないから大丈夫と判断せず、定期的に銀歯やその周囲の状態をチェックすることが大切です。

二次虫歯を防ぐためには?

銀歯や詰め物を入れた歯を二次虫歯から守るためには、治療が終わった後のケアがとても重要です。

特に意識したいポイントは次のとおりです。

  • 銀歯と歯の境目を丁寧に磨く
    修復物と天然の歯との境目にはプラークが残ることがあります。歯ブラシを適切に当てて清掃することが大切です。
  • フロスや歯間ブラシを活用する
    歯と歯の間は歯ブラシだけでは十分に清掃できないため、お口の状態に合わせて補助清掃用具を使用します。
  • フッ素入り歯磨き剤を活用する
    銀歯そのものではなく、その周囲に残っている天然の歯を虫歯から守るためにフッ素を活用します。
  • 間食や甘い飲み物の摂り方を見直す
    糖分を頻繁に摂る習慣は、二次虫歯を含めた虫歯のリスクを高める要因になります。
  • 定期的に歯科医院でチェックを受ける
    二次虫歯は銀歯の下で進行し、症状が出るまで気づかないことがあります。定期的に修復物や周囲の歯の状態を確認することが重要です。

一度治療した歯を長く使うためには、「治療して終わり」ではなく、その後に二次虫歯を作らないことが大切です。

銀歯の下の虫歯が心配な方へ

銀歯を入れた歯でも、天然の歯が残っている以上、二次虫歯ができる可能性があります。

特に銀歯の下で虫歯が進行すると、外からは見えにくく、痛みなどの症状が出るまで気づかない場合もあります。

びわ湖大津デンタルクリニックでは、銀歯や詰め物そのものだけでなく、修復物と歯の境目や、その下に二次虫歯ができていないかを確認し、必要に応じてレントゲンなどを用いて診断しています。

「昔入れた銀歯がそのままになっている」「銀歯の周りがしみる」「銀歯の下が虫歯になっていないか心配」という方は、一度状態を確認してみることをおすすめします。

また、一度治療した歯を長く残すためには、二次虫歯を早期に発見するとともに、治療後も再発させないためのメインテナンスを続けることが大切です。

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