#002 歯石取りで血が出るのは大丈夫?
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【4コマ解説】
歯石取りで血が出るのは大丈夫?
歯石取りのときに歯ぐきから血が出ると、「歯ぐきを傷つけたのでは?」「このまま歯石取りを続けても大丈夫?」と心配になる方もいらっしゃいます。
しかし、歯石取りの際に出血する主な原因は、歯石取りそのものではなく、歯ぐきに起きている炎症です。
歯と歯ぐきの境目に歯垢(プラーク)や歯石がたまると、細菌の影響によって歯ぐきに炎症が起こります。炎症を起こした歯ぐきは刺激に弱くなっているため、歯石取りや歯みがきなどの刺激でも出血しやすくなります。
つまり、**「歯石取りをしたから血が出た」というより、「炎症がある歯ぐきだから血が出やすかった」**と考えると分かりやすいでしょう。
歯ぐきから血が出る原因は?
健康な歯ぐきは、通常の歯みがきや歯石取りなどの刺激で簡単に出血することはありません。
一方、歯垢(プラーク)が歯と歯ぐきの境目にたまると、細菌によって歯ぐきに炎症が起こります。この状態を歯肉炎といい、赤く腫れたり、歯みがきの際に出血したりすることがあります。
さらに炎症が進行して歯を支えている骨にまで影響が及ぶと、**歯周炎(歯周病)**へと進行します。
そのため、歯石取りや歯みがきのときに繰り返し出血する場合は、単に「血が出やすい体質」と考えるのではなく、歯ぐきに炎症が起きているサインの一つとして考えることが大切です。
歯石を取ると出血は治まる?
歯ぐきの炎症の原因となっている歯垢(プラーク)や歯石を取り除き、お口の中を清潔な状態に保つことで、歯ぐきの炎症は改善していきます。
炎症が落ち着いて健康な歯ぐきに近づくにつれて、歯みがきや歯石取りの際の出血も少なくなっていきます。
ただし、歯石は歯ブラシでは取り除くことができません。また、歯周病が進行している場合には、歯ぐきの奥に付着した歯石の除去など、状態に応じた歯周治療が必要になることがあります。
「血が出るから歯みがきを控える」のではなく、出血の原因を確認して、適切なケアを続けることが大切です。
歯ぐきからの出血が気になる方へ
歯みがきや歯石取りの際に歯ぐきから血が出る場合、歯肉炎や歯周病などによって歯ぐきに炎症が起きている可能性があります。
特に、出血を繰り返す、歯ぐきが赤く腫れている、口臭が気になる、歯ぐきが下がってきたなどの症状がある場合は、一度歯科医院で歯ぐきの状態を確認することをおすすめします。
びわ湖大津デンタルクリニックでは、歯ぐきの状態や歯石の付着状況、歯周ポケットなどを確認し、お口の状態に合わせた歯周病の予防・治療を行っています。




