#045 治す歯がいっぱい… 何回ぐらい通わなあかんの?
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【4コマ解説】
治す歯がたくさんあると、何回ぐらい歯医者に通うの?
「虫歯が何本もある」
「被せ物も外れている」
「悪いところが多すぎて、何回通うことになるんやろ……」
治療が必要な歯がたくさんあると、通院回数が気になる方は多いと思います。
しかし、歯医者に何回通う必要があるかは、治療する歯の本数だけでは決まりません。
虫歯の深さや歯周病の状態、根管治療が必要かどうか、被せ物を作る必要があるかなどによって、必要な通院回数は大きく変わります。
まずはお口全体を検査し、どのような治療が必要なのかを確認することが大切です。
同じ「虫歯1本」でも治療回数は違います
虫歯が1本ある場合でも、すべて同じ回数で治療できるわけではありません。
たとえば、比較的小さな虫歯であれば、虫歯を削って詰め物をするだけで治療が終わることもあります。
一方で、虫歯が神経まで達している場合には、
- 歯の神経の治療
- 根の中の消毒
- 根管充填
- 歯の土台の作製
- 被せ物の作製
など、複数の工程が必要になる場合があります。
そのため、
「虫歯が5本あるから5回で終わる」
というように単純には計算できません。
根管治療があると通院回数が増えることがあります
虫歯が深く進行し、歯の神経まで感染している場合には、根管治療が必要になることがあります。
根管治療では、歯の根の中にある感染した組織を取り除き、内部をきれいにしていきます。
歯の状態によっては、一度の治療で終わらず、複数回に分けて治療することがあります。
さらに、根管治療が終わったあとには、歯を補強するために土台を作り、被せ物を装着することもあります。
つまり、治療する歯の本数が少なくても、根管治療が必要な歯が複数あると通院回数が増えることがあります。
歯周病治療が必要な場合もあります
虫歯だけでなく、歯周病が進行している場合には、歯周病の治療も必要です。
歯石の除去や歯周病の検査を行い、必要に応じて複数回に分けて歯ぐきの中の歯石を取り除くことがあります。
そのため、
「虫歯治療だけ終われば終了」
とは限りません。
長く歯医者に行っていなかった方の場合、虫歯と歯周病の両方を治療する必要があることもあります。
まず治療計画を立てて、おおよその回数を確認します
治療する場所が多い場合は、最初にお口全体の状態を確認します。
必要に応じて、
- お口の中の診察
- レントゲン撮影
- 歯周病の検査
- 噛み合わせの確認
- 詰め物や被せ物の状態の確認
などを行います。
そのうえで、
どの歯から治療するのか
どの治療を優先するのか
どの程度の通院が必要になりそうなのか
を整理します。
すべての治療回数を最初から正確に決めることは難しい場合もありますが、検査後であれば大まかな治療の流れを説明できます。
治療する順番も大切です
治療が必要な歯がたくさんある場合、すべてを同時に治療するわけではありません。
一般的には、
痛みや腫れがある歯
↓
感染が強い歯
↓
早く治療しないと残せなくなる可能性がある歯
↓
その他の虫歯や歯周病
↓
被せ物や噛み合わせの治療
など、お口の状態に応じて優先順位を決めていきます。
緊急性の高い部分から治療することで、症状の悪化を防ぎながら計画的に治療を進めることができます。
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1回の治療時間を長くして、まとめて治療できる場合もあります
「仕事が忙しくて何度も通えない」
「遠方から通院している」
「できるだけ通院回数を減らしたい」
という方もいらっしゃいます。
治療内容によっては、1回の治療時間を長めに確保し、複数の歯をまとめて治療できる場合があります。
ただし、すべての治療を一度にまとめられるわけではありません。
歯の状態や治療内容によっては、一定の期間を空けて経過を確認する必要がある場合もあります。
そのため、
「何回で終わらせたい」という希望と、医学的に必要な治療回数の両方を考えて治療計画を立てること
が大切です。

短期集中歯科治療という選択肢もあります
治療する歯が多く、通常の通院では回数が多くなりそうな場合には、治療内容によっては短期集中歯科治療を検討できることがあります。
短期集中歯科治療では、1回あたりの治療時間を長く確保し、可能な範囲で複数の治療をまとめて行います。
そのため、
「何度も歯医者に通うのが難しい」
「短期間でできるだけ治療を進めたい」
という方に適している場合があります。
ただし、お口の状態や必要な治療内容によっては、短期集中で進めることが難しい場合もあります。
まず検査を行い、どの程度まとめて治療できるのかを確認します。

歯医者が怖い方は、治療方法も相談できます
治療する歯が多い場合、
「何回も怖い治療を受けるのがつらい」
と感じる方もいると思います。
特に、歯科恐怖症や嘔吐反射が強い方にとって、長期間にわたって何度も歯科治療を受けることは大きな負担になることがあります。
びわ湖大津デンタルクリニックでは、歯科治療への恐怖心が強い方や嘔吐反射が強い方などに対して、適応を確認したうえで静脈内鎮静法を使用した歯科治療にも対応しています。
静脈内鎮静法と短期集中歯科治療を組み合わせることで、治療内容によっては一度に複数の処置を進められる場合があります。

「何回通うか」が心配な方は、最初に相談してください
治療する歯がたくさんあると、
「毎週何か月も通わなあかんのかな」
「仕事を何回も休まなあかんのかな」
「いつ終わるか分からないのが不安」
と感じることがあります。
そのような場合は、最初の診察時に、
「できるだけ通院回数を少なくしたい」
とお伝えください。
お口の状態を確認したうえで、可能な範囲で治療方法や通院のペースを検討します。
治療回数は、歯の本数だけでは決まりません。
まずは検査を行い、
何を治療する必要があるのか
どのような順番で治療するのか
どの程度の期間や回数が必要になりそうなのか
を整理するところから始めます。
治療する歯がたくさんあっても、計画を立てながら一つずつ進めていけば大丈夫です。





