#020 歯ぎしりって、そんなに歯に悪いん?
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【4コマ解説】
歯ぎしりで歯は割れることがある?
歯ぎしりや食いしばりによって強い力が繰り返しかかると、歯にひびが入ったり、欠けたり、場合によっては割れたりすることがあります。
特に、神経を取って大きく削られている歯や、大きな詰め物・被せ物が入っている歯などは、残っている歯質の量や状態によって、強い力の影響を受けやすい場合があります。
歯に小さなひびが入っても、最初はほとんど症状がないことがあります。
しかし、ひびの状態によっては、噛んだときに痛む、冷たいものがしみる、特定の方向で噛むと違和感があるといった症状が現れることがあります。
さらに亀裂が深く進行して歯根まで大きく割れてしまった場合には、歯を残すことが難しくなるケースもあります。
ただし、歯が割れる原因は歯ぎしりだけではありません。
虫歯の大きさや過去の治療、歯の形、噛み合わせなど複数の要因が関係するため、歯ぎしりがある方は、歯のすり減りやひび割れなどが起きていないか定期的に確認することが大切です。
ここは #013「歯の神経取ったら、歯って弱くなるん?」 への内部リンクとも相性がいいです。
歯ぎしりをしているか自分でわかる?
睡眠中の歯ぎしりは無意識に行われるため、自分では気づいていないことも少なくありません。
家族から「寝ているときにギリギリ音がしている」と指摘されて初めて気づく方もいます。
ただし、歯ぎしりには音がほとんど出ないタイプもあるため、家族から指摘されていないからといって、歯ぎしりをしていないとは限りません。
例えば、
- 朝起きたときに顎が疲れている、だるい
- 歯の先端がすり減って平らになっている
- 歯が欠けたり、ひびが入ったりする
- 詰め物や被せ物が繰り返し外れる・壊れる
- 頬の内側や舌に歯の跡がついている
などがみられる場合には、歯ぎしりや食いしばりが関係している可能性があります。
歯科医院では、歯のすり減り方やひび割れ、詰め物・被せ物の状態、顎の筋肉などを確認し、歯ぎしりによる影響が出ていないかをチェックします。
自覚症状がなくても歯に負担がかかっていることがあるため、定期検診で確認することも大切です。
歯ぎしりの原因はストレス?
「歯ぎしりはストレスが原因」と聞いたことがある方も多いと思います。
確かに、精神的なストレスは睡眠中の歯ぎしりに関係する要因の一つと考えられています。
しかし、歯ぎしりはストレスだけで起こるわけではありません。
睡眠中の歯ぎしりは、睡眠の状態や生活習慣、飲酒・喫煙、カフェインの摂取、一部の薬剤など、さまざまな要因が関係すると考えられています。
また、「噛み合わせが悪いから歯ぎしりをする」と考えられることもありますが、噛み合わせだけを歯ぎしりの原因と考えることはできません。
そのため、歯ぎしりを完全になくすことだけを目的にするのではなく、歯ぎしりによって歯や顎に大きな負担がかかっている場合には、その負担から歯を守ることも重要です。
歯ぎしりによる歯のすり減りやひび割れなどがみられる場合には、症状やお口の状態に応じた対策を検討します。
歯ぎしりにはマウスピースが効果ある?
歯ぎしりによる歯への負担が大きい場合には、就寝時にナイトガードと呼ばれるマウスピースを使用することがあります。
ナイトガードを装着することで、歯ぎしりや食いしばりを完全になくせるわけではありません。
主な目的は、歯ぎしりによる力から歯や詰め物・被せ物などを保護し、歯のすり減りや破損を防ぐことです。
また、歯ぎしりによって顎の筋肉や顎関節に負担がかかっている場合にも、症状や状態に応じてマウスピースを使用することがあります。
マウスピースには市販されているものもありますが、歯科医院では患者さんの歯型や噛み合わせに合わせて製作します。
ただし、マウスピースを装着すれば歯ぎしりそのものが治るというわけではありません。
歯のすり減り方や噛み合わせ、顎の状態などを確認し、歯ぎしりによる影響に応じて適切に使用することが大切です。
歯ぎしり・食いしばりが気になる方へ
歯ぎしりや食いしばりは、睡眠中など無意識に行っていることも多く、自分では気づきにくい習慣です。
しかし、強い力が長期間にわたって歯にかかることで、歯のすり減りや欠け、ひび割れ、詰め物・被せ物の破損などにつながることがあります。
「朝起きると顎が疲れている」「歯がすり減ってきた」「詰め物や被せ物がよく壊れる」といった症状がある場合には、歯ぎしりや食いしばりが関係している可能性があります。
びわ湖大津デンタルクリニックでは、歯のすり減り方やひび割れ、噛み合わせ、顎の状態などを確認し、必要に応じてナイトガード(マウスピース)によって歯を保護する方法をご提案します。
歯ぎしりを完全になくすことだけを目的にするのではなく、歯ぎしりによる力から大切な歯を守ることが重要です。
歯ぎしりや食いしばりが気になる方は、一度ご相談ください。





