#007 歯磨きしてるのに、なんで虫歯になるん?
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【4コマ解説】
歯磨きしてるのになぜ虫歯になる?
毎日きちんと歯磨きをしているのに虫歯ができると、「ちゃんと磨いているのに、なんで?」と思いますよね。
実は、虫歯になるかどうかは歯磨きだけで決まるわけではありません。 歯に残ったプラーク(歯垢)だけでなく、糖分の摂り方や飲食の回数、唾液の働き、歯の質など、さまざまな要因が関係しています。
また、自分ではしっかり磨いているつもりでも、歯と歯の間や奥歯の溝、歯ぐきとの境目などには磨き残しができることがあります。
そのため虫歯予防では、「何回歯を磨いたか」だけではなく、きちんと汚れを落とせているか、そして普段どのような食生活をしているかまで考えることが大切です。
歯磨きしていても虫歯になる主な原因
毎日歯磨きをしていても虫歯になる場合、いくつかの原因が考えられます。
- 磨き残しがある
歯と歯の間、奥歯の溝、歯ぐきとの境目などは、歯ブラシだけでは汚れが残りやすい場所です。 - 糖分を摂る回数が多い
甘いものの量だけでなく、間食や甘い飲み物などを頻繁に摂る習慣も虫歯のリスクに関係します。 - 唾液の量や働き
唾液には、お口の中の酸を中和したり、歯の再石灰化を助けたりする働きがあります。唾液の量や性質には個人差があります。 - 歯の形や歯並び
奥歯の深い溝や歯が重なっている部分などは、歯ブラシが届きにくく、プラークが残りやすくなります。 - フッ素を十分に活用できていない
フッ素には歯の再石灰化を促し、歯質を強化して虫歯になりにくくする働きがあります。
つまり、虫歯予防では単に「毎日磨いているから大丈夫」ではなく、自分のお口の中にどのような虫歯リスクがあるのかを知ることが重要です。
虫歯は食べる回数も関係する?
虫歯のリスクを考えるときは、甘いものを「どれくらい食べたか」だけでなく、「何回食べたか」も重要です。
食事や間食をすると、お口の中では細菌が糖を利用して酸を作り、歯の表面からミネラルが溶け出しやすい状態になります。その後、唾液の働きによってお口の中の環境が戻り、歯の再石灰化が進みます。
しかし、間食や砂糖を含む飲み物を頻繁に摂っていると、歯が酸の影響を受ける時間が増え、再石灰化する時間を十分に確保できなくなることがあります。
そのため虫歯予防では、甘いものを控えるだけでなく、ダラダラ食べたり飲んだりする習慣を見直すことも大切です。
虫歯を予防するためにできること
虫歯を予防するためには、歯磨きだけに頼るのではなく、いくつかの対策を組み合わせることが大切です。
- 歯ブラシだけでなくフロスや歯間ブラシも使う
歯と歯の間は歯ブラシだけでは汚れを落としにくいため、フロスなどを併用しましょう。 - フッ素入り歯磨き剤を活用する
フッ素には歯の再石灰化を促し、虫歯になりにくい状態をつくる働きがあります。 - 間食や甘い飲み物の回数を見直す
特に、長時間にわたって少しずつ食べたり飲んだりする習慣には注意しましょう。 - 定期的に歯科検診を受ける
自分では磨けていると思っていても、いつも同じ場所に磨き残しがあることがあります。歯科医院でチェックしてもらうことで、自分のお口に合った磨き方や予防方法を確認できます。
大切なのは、「歯磨きを頑張る」だけではなく、自分が虫歯になりやすい原因を知り、それに合わせて予防することです。
歯磨きしているのに虫歯ができる方へ
毎日歯磨きをしているのに虫歯を繰り返す場合は、単純に「歯磨きが足りない」とは限りません。
磨き残しができやすい場所、間食や飲み物の習慣、フッ素の使用状況、唾液の状態、歯並びや歯の形など、一人ひとり異なる虫歯のリスクを確認することが大切です。
びわ湖大津デンタルクリニックでは、お口の状態を確認し、虫歯の治療だけでなく、できるだけ虫歯を繰り返さないための予防についても患者さんに合わせてご提案しています。
「毎日磨いているのに、また虫歯になった」という方は、一度ご自身の歯磨き方法や生活習慣も含めて見直してみましょう。





