#006 虫歯って、痛くなかったら放っといてええの?

虫歯は痛くなくても放置して大丈夫?虫歯の進行について歯科医師が解説する4コマ漫画
虫歯は痛みがなくても気づかないうちに進行していることがあります
虫歯が神経に近づくまで進行すると強い痛みが出ることがあります
痛みがない虫歯でも進行することがあるため早期発見と定期的な歯科検診が大切です

【4コマ解説】

目次

虫歯は痛くなくても進行する?

虫歯というと「痛くなったら治療するもの」と思われがちですが、痛みがないからといって虫歯が進行していないとは限りません。

虫歯は初期の段階では自覚症状がほとんどないことがあります。進行して象牙質まで達しても、冷たいものが少ししみる程度だったり、まったく症状を感じなかったりする場合もあります。

さらに虫歯が進んで歯の神経に近づくと、冷たいものや甘いものが強くしみたり、何もしなくてもズキズキ痛んだりすることがあります。

つまり、「痛みの有無」と「虫歯の進行度」は必ずしも一致しません。 痛くないうちに虫歯を発見できれば、治療範囲を小さくできる可能性もあります。

虫歯なのに痛くないのはなぜ?

歯の表面を覆っているエナメル質には神経がないため、初期の虫歯では痛みを感じないことがほとんどです。

虫歯がエナメル質を越えて象牙質まで進行すると、冷たいものや甘いものがしみることがありますが、症状の感じ方には個人差があります。そのため、虫歯が進行していても痛みをほとんど感じない場合があります。

さらに注意したいのが、虫歯が大きく進行して歯の神経が壊死してしまった場合です。それまであった強い痛みが一時的になくなることがありますが、これは虫歯が治ったわけではありません。

そのまま放置すると、歯の根の先に炎症や膿がたまり、再び痛みや腫れが生じることもあります。

つまり、「痛くない=虫歯がない・治った」とは判断できないということです。

虫歯を放置するとどうなる?

虫歯は、進行すると自然に元の健康な歯へ戻るものではありません。初期の段階を除き、虫歯によって失われた歯質は自然には再生しないため、進行度に応じた治療が必要になります。

虫歯が小さいうちであれば、削る範囲を比較的小さくできる場合があります。しかし、虫歯が深くなるにつれて治療範囲も大きくなり、神経まで達すると**根管治療(歯の神経の治療)**が必要になることがあります。

さらに進行すると、歯を大きく失ったり、状態によっては歯を残すことが難しくなったりすることもあります。

そのため、症状がなくても虫歯を指摘された場合は放置せず、できるだけ早い段階で状態を確認し、必要な治療を受けることが大切です。

虫歯を早期発見するためには?

虫歯を早い段階で見つけるためには、痛みなどの症状が出てから歯科医院を受診するのではなく、定期的に歯科検診を受けることが大切です。

初期の虫歯や、歯と歯の間など見えにくい場所にできた虫歯は、ご自身では気づきにくいことがあります。歯科医院では、お口の中を確認し、必要に応じてレントゲン検査などを行うことで、見た目だけでは分かりにくい虫歯を発見できる場合があります。

虫歯を早期に発見できれば、状態によっては経過観察ができたり、治療が必要な場合でも削る範囲を小さくできたりする可能性があります。

「痛くないから大丈夫」ではなく、痛くなる前にチェックすることが、できるだけ自分の歯を残すことにつながります。

痛くない虫歯が気になる方へ

虫歯は、痛みがないまま進行していることがあります。「痛くないからまだ大丈夫」と放置せず、虫歯が気になる場合や歯科検診で虫歯を指摘された場合は、早めに状態を確認することが大切です。

特に、歯が黒くなっている、食べ物が詰まりやすくなった、冷たいものがしみる、以前よりフロスが引っかかるなどの変化がある場合は、虫歯が隠れている可能性があります。

びわ湖大津デンタルクリニックでは、虫歯の大きさや進行度を確認し、必要以上に歯を削らず、できるだけご自身の歯を残すことを考えながら治療方針を検討します。

気になる歯がある方は、痛みが出るまで待たずに歯科医院でチェックを受けましょう。

お友達にご紹介お願いいたします。
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次