#005 歯医者の麻酔、なんで切れるまで長いん?

歯医者の麻酔はなぜ切れるまで長い?麻酔が効いている時間を歯科医師が解説する4コマ漫画
歯科の局所麻酔は治療中に痛みが出ないよう一定時間効果が続くように使用されます
歯科の局所麻酔は治療後もしばらく唇や頬などのしびれが残ることがあります
歯科麻酔が効いている間は唇や頬を噛んだり熱い飲食物でやけどしたりしないよう注意が必要です

【4コマ解説】

目次

歯医者の麻酔は何時間で切れる?

歯科治療が終わったあと、「治療は終わったのに、まだ唇や頬がしびれている」「麻酔っていつ切れるの?」と気になることがあります。

歯科で使用する局所麻酔は、治療中に痛みを感じにくくするため、治療が終わった直後に効果がなくなるわけではありません。治療後もしばらくの間、歯ぐきだけでなく唇や頬、舌などにしびれが残ることがあります。

麻酔が効いている時間は、使用する麻酔薬の種類や量、麻酔をする場所、治療内容、患者さんの体質などによって異なります。

そのため、「○時間で必ず切れる」と一概には言えませんが、多くの場合は時間の経過とともに徐々に感覚が戻ってきます。

歯医者の麻酔が長く効くのはなぜ?

歯科で使用する局所麻酔には、治療中に十分な麻酔効果を維持するため、麻酔薬の作用を一定時間持続させる工夫がされています。

例えば、歯科でよく使用される局所麻酔薬には、血管を収縮させる成分が含まれているものがあります。これによって麻酔薬が注射した場所から急速に吸収されるのを抑え、麻酔効果を持続させることができます。

また、下の奥歯の治療などで行う麻酔では、歯だけでなく唇や舌など広い範囲にしびれを感じることがあり、治療が終わった後もしばらく感覚が戻らない場合があります。

つまり、麻酔が長く残るのは必ずしも異常ではなく、治療中に痛みを感じにくい状態を保つために必要な作用の結果でもあります。

麻酔が効いている間に気をつけること

麻酔が効いている間は、唇や頬、舌などの感覚が鈍くなっているため、普段より注意が必要です。

特に気をつけたいのが、唇や頬、舌を誤って噛んでしまうことです。感覚が鈍いため、噛んでいることに気づかず傷を作ってしまうことがあります。特に小さなお子さんでは注意が必要です。

また、熱さも感じにくくなっているため、熱い飲み物や食べ物でやけどをする可能性があります。食事については、麻酔の種類や治療内容によって歯科医院から指示がある場合は、その指示に従ってください。

麻酔が十分に切れて感覚が戻るまでは、唇や頬を噛まないように注意し、熱い飲食物は避けるようにしましょう。

麻酔がなかなか切れないときは?

歯科治療後の麻酔は、時間の経過とともに徐々に効果が弱まり、感覚が戻ってきます。麻酔が切れるまでの時間には個人差があり、使用した麻酔薬の種類や量、麻酔をした場所によっても異なります。

そのため、治療後もしばらくしびれが残っているだけで、すぐに異常というわけではありません。

ただし、歯科医院から説明された時間を大きく過ぎても強いしびれが続く場合や、翌日になっても感覚の異常が残っている場合、しびれが強くなっている場合などは、治療を受けた歯科医院へ相談してください。

気になる症状がある場合は、「そのうち治るだろう」と自己判断せず、歯科医師に状態を確認してもらうことが大切です。

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