#003 親知らずを抜いた穴、いつ塞がるん?
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【4コマ解説】
親知らずを抜いた穴はいつ塞がる?
親知らずを抜いた後に鏡を見ると、歯があった場所に大きな穴が見えて「この穴、本当に塞がるの?」と心配になる方もいらっしゃいます。
親知らずを抜いた後の穴(抜歯窩)は、すぐに元通りになるわけではありません。まず穴の中に血のかたまり(血餅)ができ、それを足場にして新しい組織が作られ、徐々に傷口が治っていきます。
表面の歯ぐきが治ってくると穴は少しずつ小さくなりますが、歯ぐきの下にある骨が回復するまでには、さらに長い時間がかかります。
そのため、「穴が見えている=治っていない」というわけではなく、抜歯後は段階を踏みながら少しずつ治癒していきます。
抜歯後の穴はどのように治っていく?
親知らずを抜いた後の穴は、少しずつ段階を踏んで治っていきます。
まず抜歯直後には、穴の中に血がたまり、血餅(けっぺい)と呼ばれる血のかたまりができます。この血餅は傷口を保護し、その後の治癒にとても重要な役割を果たします。
その後、血餅が新しい組織へと置き換わりながら、周囲から歯ぐきが徐々に形成され、抜歯した穴は少しずつ小さくなっていきます。
さらにその内部では、新しい骨が作られながら時間をかけて回復していきます。そのため、見た目では穴が塞がったように見えても、内部ではまだ治癒が続いていることがあります。
親知らずの穴が塞がるまでの期間は?
治り方には個人差があり、親知らずの生え方や抜歯の難易度によっても異なりますが、抜歯後の歯ぐきは数週間かけて徐々に治っていきます。
特に下の親知らずを抜いた場合などは、しばらく穴のようなくぼみが残り、食べ物が入りやすい状態が続くこともあります。見た目の穴が完全に目立たなくなるまでには、数週間から数か月かかることがあります。
一方、歯ぐきの下では骨の治癒がさらにゆっくりと進みます。抜歯した部分の骨が十分に回復するまでには数か月程度かかることもあります。
そのため、抜歯後しばらく穴が残っていても、それだけで異常というわけではありません。大切なのは、痛みや腫れなどの症状も含めて経過をみることです。
抜歯後の穴で注意したいこと
抜歯後の傷口を順調に治すためには、穴の中にできた血餅(血のかたまり)をできるだけ保護することが大切です。
抜歯当日は、強いうがいを何度もしたり、舌や指で傷口を触ったりすることは避けましょう。血餅が取れてしまうと、傷口の治りが遅れたり、強い痛みを伴うドライソケットを起こしたりすることがあります。
また、抜歯後の穴に食べ物が入ることがありますが、無理に爪楊枝などで取り除こうとせず、歯科医院から指示された方法で清潔を保つようにしましょう。
痛みが数日たってから強くなる、強い腫れが続く、出血が止まらないなど、通常とは異なる症状がある場合は、抜歯を行った歯科医院へ相談してください。
親知らずの抜歯後が心配な方へ
親知らずを抜いた後の穴は、時間をかけて少しずつ治っていきます。しばらく穴やくぼみが残っていても、痛みや腫れなどの問題がなく、順調に小さくなっている場合は過度に心配する必要はありません。
ただし、抜歯後の治り方には個人差があります。強い痛みが続く、いったん落ち着いた痛みが再び強くなる、腫れが悪化する、出血が続くなど、気になる症状がある場合は歯科医院へ相談しましょう。
びわ湖大津デンタルクリニックでは、親知らずの状態を確認したうえで抜歯を行い、抜歯後の経過についても必要に応じて確認しています。







