ブラッシングの達人になる!

毎日、1日に数回行っている歯みがき。「今さら歯みがきの仕方を教わるまでもない」とお考えかもしれませんが、実は正しくブラッシングできていない方もいらっしゃるんです。プロが教えるブラッシングのコツ、知りたくありませんか?

目次

基本の基本

お口の中は食後に最も酸性化します。このときにむし歯になる可能性も最も高くなるため、歯みがきは食後すぐに行うのが理想です。

そして、寝る前にも歯みがきを行いましょう。睡眠中は唾液の分泌が少なくなるため、細菌が繁殖しやすくなります。しっかりと歯みがきをして口の中を清潔にしてから眠りましょう。

「汚れを取るぞ」と意気込むあまり、歯をゴシゴシとみがいてしまってはいけません。強い力で歯を磨くと歯や歯ぐきに負担をかけ、傷つけてしまいます。また、歯ブラシの毛先も痛めてしまいます。歯ブラシは小刻みに優しく動かすようにします。

みがきにくい場所はこうみがく

歯みがきをするときに、みがきにくいためについついみがき残してしまうのが、奥歯の奥と前歯の裏側です。

何気なく歯みがきしていると、歯ブラシが奥歯にまでしっかり届かずにブラッシングを済ませてしまっていることもあります。奥歯に歯ブラシを当てることを意識してブラッシングしましょう。特に奥歯の奥は、思いっきり角度をつけて歯ブラシを当てないとみがけません。奥歯の奥に歯ブラシをしっかりと届けましょう。

前歯の裏側をみがくときは、歯ブラシを縦にして毛先を歯の裏にしっかり当て、上下に細かく動かすようにブラッシングします。

上の前歯の裏側は歯ブラシのつま先(ブラシ面の頭)、下の前歯の裏側は歯ブラシのかかと(ブラシ面のおしり)を使うと上手にみがけます。

歯間ブラシやワンタフトブラシも活用!

歯が飛び出している、歯が引っ込んでいるといった歯並びの悪い部分には歯ブラシの毛先が届きにくいためにブラッシングが不十分になりがちです。こうした場所や孤立した歯などをみがくときには、毛先が小さな一つの束のようにコンパクトにまとまっている「ワンタフトブラシ」を使うと上手にみがけます。

歯と歯の間も歯ブラシでは汚れを取りにくい部分です。こんな場所には歯間ブラシを使いましょう。

プラスαで汚れ除去効果がぐんとアップ!

歯ブラシだけではお口の中の汚れは60%ほどしか取り除けていないと言います。そこにワンタフトブラシや歯間ブラシ(デンタルフロス)が加勢することで、お口の中の汚れを80%も取り除くことができるようになります(100%取れたらいいののですが、そのためには歯科医院の専門的な装置が必要になります)。

ぜひ、このコツを身につけてブラッシング達人になってください。

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