本日の親知らず（左下８）
主 訴：親知らずに物が詰まる
診 断：C2～C3
部 位：左下７
難易度：★★☆☆☆☆
〇が下顎管です。
パノラマやデンタルでは明らかに当たっているように見えたのですが、CTを撮ってみれば隣接しているぐらいで、注意深く抜歯すれば全く問題ないレベルです。
間違えても大きな病院などに紹介して抜歯依頼をするケースではありません。
今回のケースは、親知らずが原因で左下７の遠心が虫歯になってしまっていました。
デンタルからも分かる通り、おそらく抜髄です。( ；∀；)
そして、保険治療で補綴をすると銀歯になってしまいます。
あと半年でも早く検診に来ていただいていたら、抜髄を避けれたかもしれません。
こちらが抜歯した歯になります。
歯冠を分割して抜歯したので歯冠が粉々になっています。
最後にドライソケットになりにくいようにテルプラグを入れて終了。
手術時間は約30分
コメント
はっきり言って、親知らずって悪さしかしません。親知らずが虫歯になったら抜歯をすればいいのですが、その前の歯が虫歯になったら大変もったいないです。今回のようなケースになる前に親知らずの抜歯をお勧めします。
まったく痛みもなく、一瞬で抜歯希望の方は、親知らずの抜歯に慣れている『びわ湖大津デンタルクリニック』にお越しください。
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